※2017年9月16日更新
みなさんはニュースアプリを使っていますか?
最近ではテレビや新聞の代わりにスマホのアプリでニュースを見る人が多いと思います。
でもニュースアプリって結構似たようなのがいっぱいあって、どれがいいのか分からないですよね。
そこで今回は、普段からいろんなアプリを使っている僕が数あるニュースアプリの中からとくに人気の5つのアプリを使い勝手や動作の軽さなどから比較してみました。
ニュースアプリを使いたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
antenna
おしゃれなデザインのニュースアプリです。
記事一覧のサムネイルが大きくてしかも高画質なので目に留まりやすいですね。
この辺の雰囲気が他のニュースアプリと大きく違います。
「クリップ」で自由に記事を保存
「クリップ」機能は気になった記事をサッと保存できる機能です。
アルバムを作成することでジャンルごとや時系列で分けて保存することもできます。
ニュースアプリだと細心のニュースがどんどん出てきて過去の記事は読めなくなることが多いので、気になるけど時間がない時なんかに便利ですね。
カテゴリ数は少ない
antennaの記事は「woman」「man」「暮らし」「おでかけ」「コラム」「エンタテインメント」「プレミアム」の7つのカテゴリに分かれていますが、追加や削除、順番変更などはできないようです。
他のニュースアプリとはコンセプトが違うとはいえ、かなり少ないです。
いろんなジャンルの記事を読みたい人には向きません。
追記:
2017年9月現在、カテゴリは「woman」「恋愛」「man」「暮らし」「おでかけ」「プレミアム」「ワイドキャッチ」に変更されていました。また、期間限定で「夏フェスに行こう!」というカテゴリも登場しています。
ただし、相変わらず追加や削除等はできません。
共有先が少ない
他のニュースアプリはTwitterなどのSNSに加えてDropboxなどのクラウドサービスやメールなどを利用して共有できます。
antennaは共有先として選べるのはTwitter、Facebook、LINEの3つだけのようです。
僕みたいに気になった記事をDropboxとかEvernoteに保存している人からすると不便です。
動作は重い
antennaは今回比較したニュースアプリの中では一番動作が重かったです。
重いと言ってもカクカクして読めないというわけではないですが、結構モッサリしてます。
とくにカテゴリを選択する画面が一番重いです。
追記:ミドルスペックの端末であればサクサク動く
最初にこの記事を書いた時の機種はZenFone 5を使っていましたが、2017年7月にHUAWEI P10 liteに変更しました。
ZenFone 5では動作が重かったですが、P10 liteでは結構サクサク動きます。
古い端末やエントリーモデルのスペックが低いスマホでない場合はある程度快適に動きます。
今回紹介するニュースアプリの中でもっとも重いことは変わりませんが、気にならないレベルです。
グノシー
株式会社Gunosyが開発をしているニュースアプリ。
さきほどのantennaとは打って変わってかなりシンプルなデザインですね。
さまざまなカテゴリのニュースをタブで区切って表示されているのが特徴です。
タブのカスタマイズが自由にできる
グノシーの一番の特徴でもあるニュースのタブは自由に追加したり順番を変更したりできます。
興味のあるカテゴリを表示する、逆に興味のないものは表示しないことで、自分好みのニュースアプリになります。
動作が軽い
デザインがシンプルでサムネの写真も小さいため、動作が非常に軽くサクサク動きます。
スペックの低いスマホでも問題なさそうです。
記事の中に広告が混じっていない
通常ニュースアプリはニュース一覧の中にこっそり広告が混じっているのですが、グノシーは一覧には広告が見当たりません。
左上のボタンを押してメニューを表示するとその中に広告っぽいのが集まっていたので、そこに集約してるみたいですね。
記事を読むときに間違って広告を押してしまい、ブラウザが起動する....みたいなのが起きにくそうなのが良いですね。
クリップ機能があるが、長期保存には向かない
グノシーにもantennaのように記事を保存しておける「クリップ機能」があります。
ただ、antennaと違ってアルバムを作成して整理するということはできないため、大量の記事を長時間保存するのには向いてないです。
気になる記事をとりあえず保存しておき、家に帰ってからまとめて読む、くらいの使い方ならできそうです。
下品な記事が多い
どういう基準で記事を掲載しているのか知りませんが、下ネタ系や下品な記事が多い気がします。
レビューでも結構そういう意見がありましたね。
購読するジャンルはある程度自分で設定できますが、そういう記事を完全に表示させないのは難しそうです。
下ネタとかが苦手な人は気を付けましょう。
ニュースパス
KDDIとグノシーが共同で開発しているニュースアプリです。
グノシーが関わっているということなので、さきほど紹介したグノシーアプリとなんとなくデザインが似ていますね。
ニュースがカテゴリごとにタブで表示される点もグノシーと同じです。
「キーワード」による検索とフォロー機能
ニュースパスの特徴は各記事に自動で「キーワード」がつけられている点です。
キーワードをタップすることでそのキーワードがついた記事を検索することができます。
気になったニュースがあった場合、関連するニュースをすぐに調べられます。
さらに、キーワードは「フォロー」することができます。
フォローすると、フォローページにそのキーワードのタブがつくられ、キーワードがついている記事だけが表示されるようになります。
カテゴリを自由に組み合わせて自分好みにカスタマイズできるニュースアプリは他にもありますが、ニュースパスはより細かい単位でカスタマイズできます。
例えば、他のアプリなら「テクノロジー」や「IT」というカテゴリ分けまでです。
ニュースパスならその中の「iPhone」や「Android」といったより細かいジャンルまで分けることができます。
シンプルで動作が軽い
グノシーも動作が非常に軽かったですが、こちらも負けないくらい動作が軽いです。
かなりサクサク動きますよ。
「地域」カテゴリで周辺のニュースをチェック
ニュースには周辺のニュースをチェックできる「地域」というカテゴリがあります。
地域を設定することで、その地域に関するニュースを見ることができます。
全国ニュースにはならない地方の出来事などが掲載されています。
テレビのニュース番組ならその地方の特集とかやってくれそうですが、ネットやアプリではなかなかそうはいきませんからね。
Yahoo!ニュース
検索サイトで有名なYahoo!のニュースアプリ。ヤホーじゃないよ。
Yahooのトップに掲載されているニュースをアプリにしたものです。
こちらもカテゴリごとにタブで分かれています。
「速報」で最新のニュースが見られる
カテゴリはいくつかありますが、その中でもYahoo独自のカテゴリなのが「速報」です。
その名の通り、ジャンル関係なく最新のニュースが次々と表示されます。
最新ニュースをサッと確認したいときに便利です。
また、速報以外のタブでも新しいニュースには「NEW」の文字がつくので、最新のニュースが探しやすいです。
地域ごとのニュースが見られる
Yahooニュースにも地域のニュースが見られる「都道府県」のカテゴリがあります。
地域を設定することで、その地域に関するニュースが表示されます。
ちなみに写真は東京都北区になっていますが私は東京に住んでいません。
タブレットやAndroid Wearに対応
Yahooニュースはスマホアプリですが、タブレットの横画面や、Android Wearでも利用できるようになっています。
Android Wearはまだそんなに普及していませんが、キッチリ対応してくるあたりはさすがですね。
広告をクリックしやすい
Yahooニュースアプリはニュース一覧の中に広告が混じっています。
広告には「Yahoo!Japan 広告」と書いてあるものの、上から順に読んでいるとつい間違って押してしまいます。
ニュース読んでる途中に広告をタップしてブラウザが起動すると、ちょっとイラっとしてしまいますw
カテゴリ追加はできない
このアプリもタブの移動をすることで表示するカテゴリの順番を変えたり、興味ないものを非表示にできます。
しかし、新しいカテゴリを追加することはできません。
あくまでも、最初から用意されているカテゴリの中から選ぶことになるので、他のアプリと比べるとあまり自由度は高くありません。
スマートニュース
2000万人以上が利用するニュースアプリ。
ちなみに僕もメインではこのスマートニュースを使っています。
グノシーなどと同じくタブでカテゴリを切り替えるタイプですが、タブの色がカラフルですね。
素早く記事を読み込む「スマートモード」
スマートニュースの一番の特徴がこの「スマートモード」です。
簡単にいうと、通常よりも素早く記事を読み込み、表示させます。
電波が弱くて通常モードだと読み込みが長い時にスマートモードを使うと文字だけを読み込んで素早く表示させてくれます。
素早く表示させるために画像や動画は表示されないこともありますが、電車の中や地下など電波が弱いところでも快適にニュースを読むことができます。
オフラインでもニュースが読める
スマートニュースのもう一つの特徴がオフラインでも読めることです。
スマートニュースを起動すると、最新のニュースが自動でダウンロードされるようになっています。
そのため、圏外などで電波が入らない場所でもスマートモードでそのデータを読み込むことでニュースを閲覧できます。
試しに機内モードで記事を読み込むとこんな感じです。
画像や動画は表示されませんが、記事はちゃんと表示されます。
チャンネル数はかなり多い
スマートニュースも自分の好みのチャンネル(他でいうカテゴリ)を自由に追加できますが、チャンネルの数が圧倒的に多いです。
TwitterやはてなといったSNSから動物、pixivまであります。
真面目なものから趣味に関するものまで、さまざまです。
個人的な話ですが、野球が好きなので野球のチャンネルが充実しているのがうれしいです。
野球全般はもちろん、なんと各球団のニュースを集めたチャンネルまであります。
動画広告の自動再生が邪魔
スマートニュースも記事一覧に広告が表示されるのですが、その中の動画広告が勝手に再生されます。
設定で止めることもないので結構邪魔です。
普通の広告の数も他のニュースアプリより多い気がします。
無料アプリは広告でしか収入を得られません。
それはアプリ開発者である僕もわかっていますがちょっと鬱陶しいと思ってしまいました。
まとめ:おすすめはどれ?
今回は人気のニュースアプリを5つ、簡単に紹介しました。
どれもいろいろな特徴がありますが、個人的におすすめなのは
・動作が軽いものを使いたい人:ニュースパスまたはグノシー
・速報性を重視する人:Yahooニュース
・自由にカスタマイズしたい人:スマートニュース
といった感じでしょうか。
ただ、どのアプリもそれぞれ個性があります。
複数のアプリを使い分けるのも面白いかもしれませんね!
ここで紹介した以外にもニュースアプリはたくさんあるので、ぜひいろんなニュースアプリを使ってみてください。